観た!

観客。

2010-01-01から1年間の記事一覧

団十郎という役者

当代市川団十郎である。 海老蔵の負傷に関する会見を見ていて、舞台の彼の特質そのままだなあと思った。 komugiko00的に最高の団十郎は、「吃又」である。 のろまで誠実。 ほかの誰の吃又よりも、団十郎のほかのどの役よりも、その役柄が際立った舞台だった…

向井理

なんか今評判になりすぎて、書くのが気恥ずかしいぐらいだが。 『ゲゲゲの女房』は、komugiko00は最初見ていなくて、shinbashiが見ていた。よい、と言う。彼はもともと松下奈緒が大好きだし、若き日の水木にも関心はあるだろうからまあ当然の反応だったが、…

沢尻エリカ

実力派の役者なのだから、アイドルのような売り方をしようとせず、小さくてもいい映画や芝居に出る選択がよいのにな。 見た目がきれいだから、本人も勘違いしたり周囲の思惑もあるのかもしれないが。 無駄な愛想をふりまくのがいやだ、という生き方はある。k…

ツィッター始めました。

ということで。 ちょっと思いついたことはツィートして、長く書きたいことはブログにしようと……まあ、ためしに初めてみたらそこそこつぶやいているので、こちらでご紹介。「観た」のタイトルの下に、ツィッターへのリンクボタンつけました。 こういうの ↓ ツ…

キングオブコント2010

キングオブコメディおめでとう。 ◆ さて。 今回のファイナルの面子の中で、komugiko00が個人的に贔屓していたのは、キングオブコメディとしずるであった。 キングオブコメディは、初期オンバトのころから目に留まっていたし、近年ゴールデン適応したのを喜ば…

「松島屋の与兵衛兵がええんや」

と、おじいちゃんが言った。いや、『ゲゲゲの女房』の、しげるの父のせりふである。 「銀座に芝居を観に」いってきて、『女殺油地獄』の話をしている場面である。 うん、と思わずテレビに返事した。 松島屋とは片岡仁左衛門だろう。 時代的に先代だろうな。 …

義経千本桜

8月19日、新橋演舞場で見てきた。鳥居前・道行初音旅・川連法眼館 の3場。 以前から、歌舞伎を見たことがない友人に、一度観てみたいから連れてって、と言われていたのだ。 うーむ。予備知識がほとんどなく、初めて観る人で、もしかしたらこれが一生に一…

二色空

7月16日朝6時過ぎの空。 梅雨と夏とのせめぎあい? 子供のころ、学校の図書室で読んだ本があった。今思えば『国性爺合戦』の子供向けのもの。渋い。 面白く読んだが、印象に残っている場面はひとつだけ。 日本から中国に船で渡るときだ。 海の水が、青か…

今のイタリアの大統領って

「ジョルジョ・ナポリターノ」っていうんだ…。 「イワン・ウイスキー」を思い出した。 サイボーグ001ね。 サイボーグ009 (第1巻) (Sunday comics―大長編SFコミックス)作者: 石ノ森章太郎出版社/メーカー: 秋田書店発売日: 1966/07/01メディア: 単行本 ク…

SOSのギター

フットボールアワーのネタ、「SOS」である。 あれはもちろん岩尾を楽しむものだ。見た目も何もかもおもしろい。 しかし、あれを観るたびに、後藤のギターうまっ、と思ってしまう。 あれはもう芸人のネタの伴奏(?)の域を越えて、ふつーにうまくね? カ…

「佐倉義民傳」

シアター・コクーン 2010.6.10 18:00開演 おもしろうて、最初から最後までズッシリと凄い。 コクーン歌舞伎の今年の演目を見たとき、またずいぶんジミなのを持ってきたな、と思った。 ちょうど歌舞伎を見たことがない友人に一度見せようと思っていたこともあ…

弁天小僧

昨日の「情熱大陸」で、七世尾上菊五郎をやっていた。 菊五郎といえば弁天小僧で、もちろんその話題は一つの芯になっていた。 komugiko00は菊五郎の弁天小僧は3回ぐらい見たが、近年は見ていなかった。 テレビの画面で例の「知らざあ言ってきかせやしょう」…

白昼夢

今日の「スマステ」、カバー特集でゲストは坂本冬美だった。 なんとなくつけっぱなしで、ちゃんとみないで編み物とかしていたのだが。 坂本冬美か〜、すっかりオトナだけどな〜、18歳の彼女の声を聞いた清志郎がいろいろ呼んだんだよな〜。などとちょっと…

公暁の銀杏

倒れた〜〜〜〜〜〜。 鶴岡八幡宮の大銀杏である。 ごく幼いころ、うちの茶の間で和服姿の祖母から、実朝と公暁の話を聞いたのが最初だと思う。 いつもの茶の間に座っているのに、そこは暗い夜になり、大きな銀杏がそびえ、影に潜む者の鼓動を共有しつつ、同…

通り名シリーズ

shinbashiとkomugiko00だけに通じるあだなシリーズ。 「風太くん」もしくは「レッサーパンダ」 =オードリー若林 立ち姿が。

阿佐ヶ谷スパイダース『アンチクロックワイズ…』

『アンチクロックワイズ・アンダーランド』 作・演出 長塚圭史 ひ〜さびさの観劇。 今回長塚出ないのか〜、とか思いながら軽い気持ちで観たら。 なるほど、こんな感じだから彼は内側にいないのか。 んっとね〜っ、正直言ってね〜っ、よくわかんな〜いっ。 わ…

ずんの飯尾

先日、テレビで歌がヘタな紅白、というのをやっていた。 音痴な芸人がマジで歌うものである。 あまり興味のあるテーマではなかったが、つい見てしまった。 なぜ興味がないかというと、自分が音痴だからである。 音楽は好きだが自分ではできない。komugiko00…

年末年始雑感

イロモネアの、有田&設楽の組み合わせがいろいろよかった。ネタとか、ノリとか、合間のこなれ具合とか。 日村とバカリズムは大変大変残念でしたが、あれはあれで笑えた。 ダウンタウンがやっているコンビのシャッフルは、第一回から見ているが、すっかり充…