ザ・シムズ3 毛先紫
姉が老齢に入ったのに、自分は若返り続けているエトワール。先日過去から持って帰ってきた刈り上げルックが大のお気に入りになってしまったらしい。
神(プレイヤー)は、エトワールのルックスがすごく好み、と言っていたが、顔などはわりとふつうである。整ってるようでちょっととぼけたありがちな草食系(いや、そういうの好きなんだけど、生体保存するほどの珍しいデキではない)。
気に入っているのは、この「毛先紫ヘアー」である。これは鏡で調整したわけではなく、ひいおばあさんからの遺伝。
ひいおばあさんの「うらら」はサイコロ生まれなのだが、この「毛先紫」だったのだ。黒髪に紫のアクセントって、好みすぎるっ。
へえ、サイコロでこんな変わった色出るんだ、でも遺伝はしないんだろうな、と思いつつ導入したが、三代あとまでこの髪の毛が遺伝したわけだ。
エトワールの姉のエリザベスもこの色だが、三人の子供の一人も継いでいない。そろそろ紫直系も終わりかな?
※ゴス家で幼児時代のサルバトールのおむつを替えて、「高い高い」。
このエトワールが、ジャニスが幼児の頃からよく面倒を見る。子供の時期も、自由意思でおしゃべりしたがる。ほほえましくもとっても仲良し。
エトワールはランドグラーブ本家の次女とおつきあいして、結婚させる予定で、すでに一子もうけたのだが(草食ヅラで発明オタクのくせに)、なんとなくジャニスのそばから離しがたく、ジャニスが子供になるとなんか、光源氏と紫の上ですか、的な感じになり、ジャニスが10代になってみると、うーんそれもいいかもになり。
(うーん、すると名家の出でクールなタイプのカーメン・ランドグラーブが葵上で、息子のカリオストロが夕霧ですかっ??)
現在神々の食事ですっかり若返って待機中。
じつは、長くプレイしているけれども「神々の食事」をシムに食べさせたのはこれが2回目。
1回目は「どんなものか試す」感じだったので、ほんとうに効用をあてにして食べさせたのは初めて。
世代を越えて紫遺伝子保存で生かしておこうと思ったけれど、ジャニスと添い遂げてほしくなった今日この頃。
そう、だってもともとエトワールは、お金持ちの家に生まれてお金持ちと結婚して、朝からギターを楽しんで、合間に趣味の発明でいりもしないお小遣いを稼ぐような、悠々自適な放置プレイで一生を過ごす予定だったのだ。
それが、神(プレイヤー)が、幽霊家族をのぞいてみようと思ったばかりに……運命が変わった。
まあ、そういうわけで、すでに彼の先祖二人の発明家が、発明アンビションはガツガツやりとげているので、エトワールはたま〜にタイムマシンに入れればそれでいいし、だからピンクダイヤモンドが一個返ってこなくてもそんなに騒がないし、このまま幽霊家の入り婿として一生を過ごすのも悪くないな……と思い始めているのである(たぶん)。
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第43回 日展
何年振りか、じつに久しぶりに日展に行ってきた。
知人が数人出展していて、うち一人から入場券をもらったので、行ってきた。
券をくれた人は工芸なので、まずそこから見る。
ほうほう、なるほど。白一色の中にやはり白の和紙のテクスチャーが素敵だ。
工芸は、手法も発想も様々で、見ていて楽しい。
小学生のころは、毎年日展を見ていた。父の友人が洋画に毎年出していて、毎年券をくれたからだ。
絵の好きな子だったから、洋画を中心に一生懸命見た。
今思うと、あんなに一枚ずつ一生懸命見る必要はないのだが……だって、日展って、うまい絵とぜんぜんなのと混交でしょ、と今は素人のくせに生意気なことを言うが(^^;、見た。
まあ、そのころにすごい勢いで見ていたおかげで、現在絵に張り付いて技巧を確認するなんていう無粋な見方をしない、良き素人の「観客」になったのかもしれない。(そういう見方は、実際にそういう描き方をしたい人だけでいいんだよ)。
そんなわけで、子どものころは工芸に回るころには疲れていたし、たぶん、あの抽象性がまだ理解できなかったのだろう、たいてい飽きていた。それとも当時の工芸は、今ほどキャッチーでなかったのかもしれない。
そう、キャッチー。工芸は日展のジャンルの中で、一番「外連」があると思った。
形といい、色といい、素材といい、けっこうさまざまである。
まあ、「工芸」というのが大きなくくりで、その中の小さいジャンル分けはしないで混在させているからこそのおもしろさなのかもしれないが。
冷静に考えると、その小さいジャンルではわりと傾向が決まっていたかもしれない。
それでもあの抽象性がわりとkomugiko00にとっては「楽」である。
まあ、ともかくそういうわけで工芸は楽しかった。
次に彫刻を見た。
彫刻の会場に入ると、なんというか、安心感と言うか懐かしさと言うかがあった。
ああ、ここ、と思う。
たぶん、幼少時の体験のせいなのだが。
ほとんど毎週のように、休日には井の頭公園に連れていかれていた。
井の頭には、北村西望のアトリエと彫刻館があって、なぜかこの彫刻館が大好きで、かならず「行こう」と言ったものだ。
自然文化園の林の奥、ちょっと異世界ではあった。
当時は、絵は好きだったが、立体への興味はまったく自覚していなかった。
ただ、青銅の人間と、木立と、建物が醸す、なんというか静寂な結界があって、それがなんだか「スリルがある」気がしたのだ。毎週行くのに想像力を掻き立てられ、どきどきできたのだ。
公園の中でも彫刻館はたいてい空いていて、人がいても静かにしているから、異質な空間だったことはたしかだが。
それで彫刻の前で同じポーズをして写真を撮ってもらったりという子供らしいこともしつつ、毎週毎週同じ彫刻群を見ていたのである。
たぶんそのせいで、彫刻が並んでいる場所は、なんか原風景っぽい。
なんてことを思い出しながら、彫刻の間を歩く。落ち着く〜、この感じ。
でも……おんなじような立ちポーズがいくつもあって、こんなのばっかり作っておもしろいのかなー、と思っちゃったのも正直なところ。もちろん、似たようなポーズに見えて内側の何かがにじみ出ているものもあるし、まったく他と違う発想のものもあったりするんだけどね。
わが北村西望は日展の会長でもあったのだが、彼にはロダンぶりっこのドラマチックな外連がある。
ドラマチックで、なおかつ「静謐」なんだよ。
西望の彫刻館を毎週見られるところに住んでいたのはたまたまだが、たまたま、私の好きな作家でもあったと思う。
今回の展示では、二つぐらい、今思い返して、よかったなあと思うのがある。男性像一つ、女性像一つ。いずれも写実的な人物像だが、うーん、komugiko00的に反応する「空気」があったとだけ書いておこうか。
それから日本画と書を見た。
日本画では、ご無沙汰してる知人の絵を見て、おかわりないらしい、と思った。
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ザ・シムズ3 10代の娘たち
ヨーデル家の娘たちだが。
ジャニスは丸顔で、母親似の癒し系と思われる。
ジュリアナは、10代に入ったらシステムによる服と髪型がいきなり「ドラマに出てくるできる女性上司?」で、それが似合うきりっとした細面。たぶん父ジョニーに似てるんだろうな〜。ジョニーが10代のころ、半透明ながらイケメンな感じがしてたから。
ランドグラーブ本家の息子カリオストロ(実はエトワールの子。草食ヅラでオタクな発明家のくせに「やることやってる」エトワール君である)が学校の帰りにいっしょに宿題。ジュリアナは先に済ませて涼しい顔。
ちなみに、当初の問題が解決した後、娘が二人生まれて手狭になったヨーデル家は引っ越した。
崖の上、クランプルボトム家のとなりの「ワーグナーの休日」。
じつはこの家は好き。海と町の両方が見渡せる立地も、ベランダの多い家の作りも。
エトワールはここで生まれ育ったのだが、「メイドが仁王立ちで固まる」バグが出てしまったのでやむなく引っ越したのだった。戻ってきてみたが、やはり快適。
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中村勘三郎特別公演
今頃書くけど、7月24日に松本に行ってきた。
23日も行けたけど、あえて24に。
病気から復帰する、でも通常の歌舞伎用の舞台ではなく、縁が深いとはいえ本拠地東京でもなく、2日だけという、まあ復帰に向けたお試し公演だったわけで。
komugiko00のようなタイプの観客からすると、行くかどうか迷うところでもあるのだが、一つは、「まつもと市民劇場」という劇場そのものが好きなので、というのがあった。
最初に勘太郎の『浦島』と七之助の『藤娘』。
どちらも成長したなあという見方をしてしまうのが相変わらずなのだが(^^;
それぞれ演目が合っていたと思う。今回はパパの前座だが、パパが大きすぎるが、もう一人前の歌舞伎役者だね。
そして勘三郎の『身替座禅』。
多少はらはらしながら待っていたが、出てきたのは、愛嬌たっぷりの右京だった。
たぶん本人は、もっとできたのに、ともどかしい部分もあったと思う。
しかし、あの「愛嬌」と「花」は、誰にでも出せるというものではない。
こういう引き合いに出しては申し訳ないのだが、浦島でなかなかよかった勘太郎が太郎冠者をやっていたのだが、これはいまいち。これを勘三郎がやったら、もっと「かわいい」感じが出るのだが。勘太郎は真面目な人が明るくやってる、に見えてしまう。
下手なんじゃなくて資質だろう。
勘三郎は、ときにシリアスでなければならないところまで愛嬌が出てしまう資質だからね。
勘三郎は、そもそも技術的に非常に優れた俳優だった。
串田や野田と組んで「新しい」演出や解釈もとりいれた。
それら外的条件が、内的なものと無縁に出てくるわけではないのは当然だが、いちおう別物。その別物の外的条件が十分だからこそ内的なものが十二分に引き出される、ということはある。
勘三郎の魅力の一つはそこにあったと思う。
『身代わり座禅』の勘三郎の外的条件は、十分だったと思う。
ただ、本人は、「当社比」として、十分と感じていないだろう。
しなしながら、だ、役者として一番失ってはならなかった「花」が彼には存在していた。
満場のスタンディングオベーションに、ちょっと感動しながら勘三郎は挨拶をしていた。
うん、こういうときに、観客の熱い気持ちを伝えるにはスタンディングオベーションは悪くはないね。
ま、あたしゎ相変わらず立たなかったけどね。でも、望んでいた舞台は見せてもらったよ、勘三郎丈。
秋の公演はとれなかったけど、またいずれ見に行くし。
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ザ・シムズ3 幽霊家族
※左 玄関先で立ち話する幽霊親子 ※右 宿題をやる幽霊きょうだい
さて、わが町のQ太郎一家(?)。
年を取る設定にしたので子供たちはすくすく成長し、ジョニー・ヨーデルはもうお迎えが来そうなのを生命の果実を摂取して踏みとどまり(だって成年期すっ飛ばして老齢期になっちゃったので。最近ピーコック家で同級生のエリザベスが老齢に入ったので、ああ、バグらなければいまごろなんだなと)。
ジャニスは操作家族で赤ん坊時期・幼児期を最短で過ごしたので、異母兄サルバトール・ゴスをちょっと追い抜かして成長。今高校で同級生。サルバドールは学校帰りにヨーデル家に寄っていったりする(写真左)。サルバトールの幼児期、ジョニーはせっせとゴス家に行って、歩き方を教えたりしていたので、離れていても親子関係は「親友」。系図データさえ壊れていなければ、ひきとるんだけど。
鏡をのぞくと幽霊に色がつくとわかったので、ジャニスをおしゃれさせてみた。グリーンが好きなので、グリーン系の衣装に(見えないけど)。
まつ毛がぜんぜんなかったので、おもいっきり長い設定にしたが、それは鏡の中でも無効。まつげも「目」のうちだからなのだろう、モジリアニのまんま。
じゃあ、と、特殊メイクで顔に星がならんでいるのを選択(見えないけど)。
そしてブリーダー気質抑えがたくジョニーの三人目の子供も作ってみたら、これはふつうの人間。
三人目ジュリアナ・ヨーデルもお兄さんお姉さんといっしょに宿題など(写真右)。
この町は始祖から10代目〜11代目、系図も錯綜しているし、ロードもセーブも重いったら、だし、メイドも郵便も来なくなってしまって不便ったらない(今のところ元メイドのコルトニーがきれい好きで、ほっとくと掃除してくれるけど)。 ※メイドは思い出したように来ることがある。
発明家のエトワールがピンクダイヤモンドをカットに出したのに、郵便で戻ってこないという。彼はやる気をなくしたようで最近は釣ばかりしている。まあ、エトワールの先祖の発明家二人が作ったシムボット2体がまだ町にいるので、これ以上作らなくてもいいか、と転職を考えるエトワール(たぶん)。
多少不便でも、Q子もといジャニスが大人になるまでは眺めていたいなあ。
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サバス雑談
わがBLACK SABBATHがオリジナルメンバーで再結成したらしい。
うれしいような怖いようなニュースであるが。
最近お互いにロック好きとわかった仕事関係の人が、
「知ってます? サバス」
というから、
「知ってます! ……ビル・ワードは大丈夫なのか?!」
「ワールドツアーやって、たぶん来年には日本にも来ます。ほんと、ビル持つのか?」
まあ、あとの三人は数年前の音源聞いているから、だいたいわかるけど。
来日するなら行きたいかと言うと大変微妙だ。
今の彼らの音が好きなのかと言うと、昔の彼らが好きなわけだし、でもあのメンバーが同じ舞台に乗ってるところを生で見たい気もするし、老後の資金カンパしたくもあるし(って、komugiko00より確実に金持ちだと思うが)。
他に、70年代にはまっている若いもんから、久しぶりにロック系の話題を振られた。
彼がフロイドにはまったところまでは聞いていたのだが、最近はツェッペリンらしい。うーん、そっちのかっこいい人たちか〜〜、知ってるけどなんかいまいちついていけないイモなkomugiko00なんだよ。
「komugiko00さんは、やっぱりクリムゾンですか?」
「そうね〜、それが安心感あるね」
「クリムゾンは1枚目だけ聴きましたよ、あれはいいですね」
「ん、ほかにもいいのあるけど、あれは別格だと思う」
「こう、ジャズロックやっちゃってて、おもしろい。…あと、サバスでしたっけ」
「そう」
「うーん、まだ聴いてない。やっぱりファーストですか?」
「そうね、とりあえず基本はね。私はサードが好きなんだけど、でもまずファーストだね。あれにはBLACK SABBATHのBLACK SABBATHのBLACK SABBATHが入ってるから」
「聴いてみます!」
「あ、でもツェッペリンやフロイドと並べると、アホとしか思えないからね(^^;」
聴いたらなんていうか、楽しみではある。
彼にはSOFT MACHINEを勧めておいた。
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In the Court of the Crimson King
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ザ・シムズ3 街を疾走する子供の幽霊
生まれながらの幽霊ジョニー・ヨーデルの娘ジャニス・ヨーデルも小学生。
自転車に乗って街を疾走。
そう、子供のころのジョニーのこういう姿を見たのが、事の始まりだったっけ。
なかなか爽快な姿だと思う。
ジャニスは荷物に自分の墓石を入れたまますくすくと成長。
積み木もするし、チェスもするし、宿題もするし、マフィンも作る。
父ジョニーと異母兄サルバトールは、幽霊型だが人間同様歩いて移動するのだが、ジャニスは他の普通の幽霊たちのように浮いて移動する。
(ふつうの幽霊はわりと放置していたので気づかなかったが、「浮いて移動」は遅い! しかも、遅刻しそうでも鬼ごっこしても走らない。でも鬼ごっこは楽しいらしい。よかったね)。
いろいろ検索してみたら、幽霊とウフフした場合、幽霊の子供が生まれる場合が「あるとかないとか」というのを見つけた。
うちでは「あった」わけだが、遺伝の仕方が少々違うようである。
そうそう、そこで、幽霊は鏡の中では色が見えるというのを初めて知ったので、ジャニスに鏡をのぞかせてみると、淡いブロンド。これはおじいさんのプラスさんゆずりだね。目はモジリアニなので色がわからず。
うーん、サルバトールの系図データが壊れているのがほんとうに残念。バグっているシムをあまりいろいろ操作すると更なるバグを引き起こしそうで……。
サルバドールがゴス家で成長するのを遠目に見つつ、ジャニスをメインシムとしてプレイしようかと。
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