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ザ・シムズ3 事故った!

komugiko00は、いわゆる「ゲーマー」にあたるかどうかは不明である。少数の限られたゲームをいつまでもいつまでもいつまでもいつまでもいつまでも……、やる。寝食を忘れて、というほどではないが、けっこうな長時間やってしまう。


その「少数の限られた」の一つが、「ザ・シムズ」シリーズである。
最初の「シムピープル」のときに人から借りて(それはこちらの興味と言うより、相手の興味にひかれて)、けっこうはまった。そのあとPS2版をやったが物足りなく、次のPC版「ザ・シムズ2」で完全にはまった。
なぜはまったかと言うと、ここから「成長」「遺伝」が入ってきたのだ。
はまったゲームの中に、AQUAZONEの「グッピー」があった。それこそ、繁殖させて尾の色の遺伝を楽しむゲームだったわけだが。
家を作るのも好きである。


このゲームをしていると、shinbashiが、「それ、なにしてるの?」というから、「生活している」と答え、「それの何がおもしろいんだ?」と言われたことがある。まあ、そらそうだ。もっともshinbashiはそもそもゲームにまったく興味がない。PCゲームも、マージャンも、だ。


で、「ザ・シムズ3」は、町の中を自由に走り回れるということで、大変魅力的だったのだが、PCが過負担で、2でさえしょっちゅうフリーズしていたので、我慢の日々。この春PCを新しくしたので晴れて3に!
おお〜、楽しい。
やっぱりガーデニングがいいよね、と言いながら、せっせと家系図を伸ばし、町の何家と何家を縁戚関係にして……という、これもshinbashiには、わかってもらえそうもない楽しみ方をしていた。


それが、先日、事故が…。
(ここからさきは、「ザ・シムズ3」をプレイしている人にしか通じません)。


事故そのものに触れる前に、「ダグラス家」の歴史に触れよう。
3では、発明家がシムボットというロボットらしきものを作ることができる。サイボーグかなあ。
まあ見た目はロボットで、でも人間のように性別があり、眠り、仕事をし、寿命は少し長く……。
である。よそのサイトを見ると、「恋人・結婚は可能だが子供はできない」と書いている。


んで、わが発明家アレクサンダー・イチバンが作ったシムボット、ダンテ・イチバン(♂)を、操作家族から独立させておいたら、いつの間にかダグラス家の女性と二人で住んでいて、いつの間にか娘が生まれていた。
この娘は操作家族の子供たちと同世代で、小学校の同級生で、一緒に宿題をやっていたりした。
見た目は人間だが、「歩き方」がシムボット、「話し方」(?)もシムボット、周りの人に嫌がられるのもシムボット。
操作家族にしてみたかったが、当時操作していたイチバン家の方に不具合を生じたくなかったので、静観。
だが、両親が早めに亡くなって、一人でいる彼女がちょっとかわいそうだったので、気のいいイケメン、プラスくんをその家に配置してみたら、勝手にラブラブになって結婚していた。でも子供はできなかった。


で、あまりこの家族を確認していなかったら、彼女は亡くなって、プラス・ダグラスくんだけが、幽霊になって家に住んでいた。あれれ? と思ったが、けっこう何世代にも渡ってダグラス君は生きている。
それどころか、そこに生きた女性が同居している、と思ったら。
アレクサンダーの5代あとの子供たちが小学生のころ、町を自転車で疾走する幽霊の子供を見た。
その子の名はジョニー・ヨーデル。父はプラス・ダグラス。
どうやら幽霊として生まれてきたらしい。


ちなみに、このころイチバン家はランドグラーブ家の分家と婚姻して、イチバンの姓は消えて、アレクサンダーの子孫はエリザベスとエトワールの姉・弟。
エトワール・ランドグラーブがとても気にいったルックスなので、いつまでも生かしておこうと楽しみにしていたが、エリザベスと同世代のジョニー・ヨーデルがちゃんと大人になっているのが気になった。
ちなみにジョニーは、小学校からエリザベスの同級生で、一緒に宿題をやったり遊んだりしていたのだが、本人がいないときには「人間関係」の一覧に表示されない。本人に会っているときは、「親友」になっている。成長するけど幽霊扱いなのだ。


そこで思い切って、操作家族をダグラス=ヨーデル家に変えてみた。
すると、プラス・ダグラスは実体の状態で、ただ、老齢MAX(「残り日数 なし」)になっている。だが引退せずに現役消防士。ジョニーは幽霊状態で無職。
父プラスは息子ジョニーを見て「幽霊だ、やだ」反応をするし、二人の関係性はゼロ(^^;

しばらく様子を見ようと思い、セーブしようとしたら、
「家族の一人が死神に連れていかれようとしているときはセーブできません。それでもセーブしますか?」と出た。
そういわれるとなんかセーブしたくなって、した。
ってかどっちが死に神に連れていかれそうなんだろう、とか思いながら。
で、「町の編集」に行こうとしたら、「だれかが死に神に連れていかれそうな間は町の編集には行けません」


ええええーーーー!!
最愛のエトワールのもとに戻れなくなってしまった。
彼は今、姉夫婦と、幼児期の姪といっしょに暮しているわけだが。
幽霊家は「引越しする」の選択肢も無し。つまり削除もできない。


考えた末、たぶん、唯一の対策と思われるのが…。
エトワールとジョニーを友達にして、ジョニーがエトワールに「引っ越してくるように言う」。
それから、「年を取る」設定にして、プラスさんとジョニー君にめでたくお亡くなりになっていただき、エトワールだけには生命の果実を摂取しまくってもらって、ちゃんと生き残れば、「町の編集」に行けるはず。
まあ、エトワールは若年初期、ジョニーは成年に入ったところなので、エトワールはふつうに無事かもしれないけど。
エトワールも大事だが、ジョニーがどうなるかもまだ興味があるので。


以上、「新しい町として保存」の習慣がないゆえの痛手であった。


ほかにシムズ3をプレイしている方のところにも、「シムボットの子供」や「成長する幽霊」はいるのでしょうか。



ザ・シムズ3 通常版

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