観た!

観客。

チュートリアルがジョジョ第四部(?)

24日、shinbashiとカニを食いながらM−1グランプリを見た。
例によって何のかんの言いながら見ていたのが、今年の期待はやはりチュートリアルで、彼らがおもしろかったので非常にわくわくしたのであった。


1つめのネタが終わったとき、shinbashiがいった。
「おもしろいな。冷蔵庫一個でここまで……(^^。これはきみのいう、『ジョジョの第四部のようなおもしろさ』だ」


komugiko00は『ジョジョの奇妙な冒険』を第六部まで全巻持っている。んで、一番すきなのは第4部だ。
これは発表当時、スケールが小さくなったと言われたと、作者が言っている。
それまでは過去の外国で外国人を主人公とし、伝説とか戦いとか神(?)とか満載であった(一番「でかい」のはおそらく第2部で、shinbashiは4部と2部が好きである)。
第4部は、日本の一つの地方都市が舞台で、主人公は日本の高校生。そういう条件だから、戦っても相手を殺さない。事件はすべて町の中で起き、敵はすべて町の住人。
たしかに「小さい」。だが、小さいからこそのしゃれた工夫が満載で、おもしろい。
「スタンド」もそうだ。第3部から登場した、ある種の能力であるが。これが第3部の主人公のスタンドは早い・強いという能力をもっている。4部の主人公のスタンドは「なおす」という能力だ。
あのさ、いちおう「戦い」のまんがだよ? それで主人公の能力が「なおす」って。この「戦うため」ではない能力でどう戦うのかが4部のおもしろさだ。


ちっちゃいところで、それをどうするんだ!っていうところで。


チュートリアルの今のネタは、まあそういうおもしろさだねって、思うわけです。


ジョジョの奇妙な冒険 37 (ジャンプコミックス)

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