観た!

観客。

DVD『見知らぬ世界』初心者鑑賞


そう、例の友がまたやってきたのだ。
アルバム購入希望だったが、もよりの店に無いとかで(そうだろうと思ってたけど)、未体験。DVD観る? と聞くと、「観る」と答える。


ということで、『見知らぬ世界』。
最初の二本のPVではどうしてもまだ見た目が気になるらしかったが(^^; ライブ映像になったとたん、「これなんていう曲?!」と感度跳ね上がる。そして、「やっぱりライブがかっこいいね」という。ふむふむ、いい反応ではないか。
それから気付くと二人で黙って聴き入っていた……ということにkomugiko00がはっと気付くのと、彼女が「いいなあ」とやっと呼吸するように言ったのとが同時。
んーーー。komugiko00、このDVDここまで没入して聴いたの初めてデス。スポンジのように椅子を求める初心者リスナーに巻き込まれた感じ。得した。


PVのときは「このおっさんにみんなが腕フルのがやっぱりわかんない(^^;」とまた笑っていたが、ライブ映像を観ているうちに、「なんだかわかる気がしてきた」とのたもう。
彼女の夫君は渋いジャズが好きで、ロックは、「あのドカドカがダメ」と拒絶派らしい。彼女曰く、「そこがいいんだよね。この重低音が」という。komugiko00すかさず、「ロックでもこれだけ硬いベースはそうそういないよ」というと、「ん、重厚な感じがするよね」。よおおおおし!


以後友は、鈴木ヴォーカルの思いっきりコブシまわすところでは「うん!」とドスの効いた声で相槌を打つ。最後の声を潰した「アリガトオオ」のところでは「わーい(パチパチ)」。
(^^; トモよ。きみのその感覚はすでに「腕振ってる人たち」と変わらないよ。身体表現のスタイルが異なるだけだ。


願わくはこのトモのために、単独ライブの日の近からんことを!


アルバムがありそうな店を教えるが、なじみがないので気が引ける様子。アマゾンなら簡単に買えるわけだが、彼女はネットも不慣れ。ということで、私のIDで注文して、彼女の家に届けるようにしようか? というと、大喜び。


komugiko00「どれがいい?」←えらく漠然とした聞き方である。
トモ「んー、リンゴの入ってるの」
komugiko00「それ、いわゆるファーストだよ」
トモ「ん、前そう聞いたから」


最初から聴こうというのはすばらしい。『りんごの泪』は彼女にすれば、椅子初体験のライブと、PVと、今回のライブ映像と3回聴いたわけで、印象も強いし、つくづくいいと思ったらしい。
そして、オフセオフセと口ずさみながら、我が家を去っていったのであった。


見知らぬ世界 [DVD]

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人間失格

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