人間椅子ゆるキャラ説?
- shinbashi提唱
いや、みうらじゅんは人間椅子が好きだよね、という話をしていて。shinbashiが。
「ってことは人間椅子はゆるキャラ?!」
んーーーーー、ある意味。
重い音・重い歌詞、でもどこかとぼけたり。
白塗りに異形のそぶり、でもまったりしゃべる。
なにしろ最初がネズミ男だ。しかも、あの衣装、スネが半端に見えるんだよね。その隙が好きだった。
鈴木の作るキャラもそうだが(褌和尚は奇怪で色っぽくて、しかも確かにゆるいぞ)、和嶋自身の存在も実はそうかもしれない。
「ゆるい」っていう言葉、彼らに似合うな。
shinbashi曰く、
「あんな歌詞、もっとスマートにまとめて、美声のヴォーカルに歌わせてみろ、救いが無くて聴いたらみんな貝になってしまうぞ」
そう。暗い内容でも、地面が脈打っている感じがする。死に絶えない。
それを土着的と呼ぶのかどうか知らないが。
そういういわゆる「有機的な」ゆるさ。
多少キョクロンだが、楽しめる説(^^
- ネズミ男でいっぱい
ある知人が――彼女は遊園地とかキャラクターとか積極的にキライなのだが――付き合いでディズニーランドに行った。
そのことを書いてよこした第1行目が……
「ネズミ男たちは怖かった」
うぐっ!
ディズニーランドいっぱいの「あの」ネズミ男を妄想してしまったではないかっ。
素敵すぎる。
- まぬけな曲
shinbashiと初期サバスの話をしていて(二人ともBLACK SABBATH大好きである。もはや新譜が出ないので、おんなじような話を何度もしている(^^;)
S「"IRON MAN" いいよね」
K「あれは私のベストソングだ」
S「そうなの?(←とっくに知ってるくせに) あんなまぬけな曲が?(笑)」
K「あんなマヌケな曲が好きだから、後年人間椅子にはまるんじゃないか」
S「そうか」
そもそも初期サバス自体にある種の「ゆるさ」がある。同時代のツェッペリンとかパープルの完成度に比べて、なんか「デッサンが狂ってる」っていうか、異質。それを愛好するわれわれなのである。
- アーティスト: Black Sabbath
- 出版社/メーカー: Warner Bros / Wea
- 発売日: 1990/10/25
- メディア: CD
- 購入: 3人 クリック: 8回
- この商品を含むブログ (43件) を見る