観た!

観客。

私は耳がイモだ

最近shinbashiが、「ここ何年か聴いていなかったもの」を掘り出してくる傾向にある。
その一枚が、
"IMAGINOS"
である。
これは一時期二人して盛り上がった。


で、ロックを聴き始めたときとかの懐かしトークをしたりした。
komugiko00は大体中2ぐらいからロック環境に入ったと思う。まあ、それ以前からちらちらあるけどね。で、好みの傾向がある。
当事好きで、結局現在に至ってやっぱり「好きなバンド」として残ったのが、三色バンド=KING CRIMSON, DEEP PURPLE, BLACK SABBATHなのであるが。
komugiko00の完全主観的感覚カテゴリでは、この三つは同じ部類に属す。レゴブロックがはまるように、かっちりはまる。
他のカテゴリとして、PINK FLOID, LED ZEPPELINがある。違うだろこの二つ、とお思いの諸氏はあろうが、komugiko00的に同じ仲間なのだ。
shinbahi曰く、「要するにその二つがプログレッシブなんだろ」
そう、そうなの。ジャンルにおいてはクリムゾンとフロイドが「プログレ」なのだが、komugiko00にとっては3色バンドがドメスティックで、後者二つがおよその偉い人なのだ。いや、かっこいいなとは思うのだが、「かちり」がない。出会いとしては同時期に多分同じぐらい聴いたと思うのだが、おもしろいものだ。ちなみにshinbashiは後者二つもいける。んー、komugiko00的にはそれでもフロイドの方が「近い」かな。


BLUE OYSTER CULT はそのカテゴリでは微妙だ。もちろん「こっち側」ではある。三色バンドより1親等か2親等外側の血縁、ぐらい。
ひさびさの"IMAGINOS" が鳴り始めたところでshinbashiがkomugiko00の頭上に手をひらひらかざして、「もうこのへんのオーラが、『快適』と言っているよ」と言った。そか。


で、アノ曲にくる。"The Siege And Investiture Of Baron Von Franstein's Castle At Weisseria"……長っ! 要するにフランケンシュタインの曲である。「彼ハ私、私ハ呼バレタふらんけんしゅたいんト」てなことを延々と歌っているのである。音はドスドスで大仰、これでもかこれでもかの……かっこいい! と言いながら、こんなもんが好きなワタクシはつくづくイモな扇子であると思う。ごめんね。


ジャケットもレトロで大変よろしい。


この曲のイモっぷりとは少々趣を異にして、原作の『フランケンシュタインの怪物』も非常に好きな作品である。





Imaginos

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フランケンシュタイン (角川文庫)

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メアリ・シェリーとフランケンシュタイン

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