観た!

観客。

またしても「よろづ屋平四郎」


今日は平四郎の友人、仙台藩出身の北見の物語だった。
山田純大、これで初めていいと思ったわけだが。
なにげに東北訛りなのがいいキャラクターなのだが。
今日は仙台藩の妻子や他の藩士(北見は現在浪人)が多数出てくるのだが、だれも訛っておらんのだ。

もともと、江戸言葉の平四郎、東北弁の北見、九州弁の明石、というトリオのおもしろみがあるところなので、言葉は大事なドラマである。
それが(^^; 仙台藩のだれも東北鉛が無く、最近江戸に来た妻子も訛ってなく、3年間江戸に住んでいる北見だけが訛っておる。彼がしゃべると違和感が(^^;
まあ、江戸語が共通語的に用いられてはいたらしいから、江戸でばりばり東北弁や九州弁にしなくてもいいだろうが、せめて訛ったほうが自然。


まあつまり、レギュラー出演の山田は東北弁の練習をしたが、一回だけ出演の複数の役者にその訓練をさせる余裕がなかった、ということなのだと思う。
でもなあ、それなら……もう、東北の視聴者から一斉につっこみが入る覚悟で、仙台藩はなんちゃってでも「東北訛りっぽく」話させたほうがよかったよなあ。
「江戸語」だって、そのままではなくて現代人にわかる「時代劇言葉」に変形しているのであるから、そこはみんなで寛容になることにしてさ。


とくに、北見の妻子が、平四郎の兄嫁の世話になるところで、二人の武家の妻が相対するところ、ここで北見の妻が東北弁を話し、兄嫁が江戸語を話したほうが、それぞれが際立ってよかったと思うんだよね〜。


ま、連ドラだから、そのへんは見るほうで調整しなきゃなんでしょうかね。