KORPIKLAANI
新しいミュージシャンと「出会う」のは何年振りであろうか。
新しい、というのはkomugiko00にとって新しいという意味と、デビューが新しいというのと、二つながらに、という条件だ(TOM WAITSは最近知ったが、デビューは古い)。
自分が冠のメジャーのアルバムデビューでカウントするとして、お気にのバンドの今までの最新は、TOOLの1993年。BUCKETHEADが92年だから、あまり変わらない。
KORPIKLAANI(コルピクラーニ)は2004年だから最新である。今世紀である。もっとも、バンドとしては1999年からやっていて名称変更なのであるが、それでもkomugiko00にとっては最新だ。
べつに新しい必要はないんだけど、それはそれでうれしいものである。
で、どんなバンドかというと、「フィンランドの人間椅子」と言ったらいろんなところからツッコミが入りそうであるが(^^;
要するにフィンランドの伝統音楽を取り入れたメタルバンド。ヴァイキングメタルというのだそうだ。
伝統系のバイオリンやアコーディオンも入っており、人間椅子に津軽三味線が入るみたいなものか(←だからいろんなと……)。
スラッシュというかデスというか、と思っていたら、「メロディアス・デス」たらいうジャンルもあるそうで、なるほど、それか。
音的に言うと、「大騒ぎ」である。
祖父が時々欧米人のことを「肉を食っている連中」と言っていたが、まさにそのとおりである。
伝統音楽だけに、狩とか森とかのイメージが強いのだが、そこで、酒盛りして歌って踊って騒いでます、というもの。
shinbahiに聴かせてみたら、一曲目で「ん、きらいじゃない」。二曲目で、「さっきのと同じ曲なんですけど(^^;」
まあそうだ(^^;
北欧のロックというと、イングヴェイには二人とも一時期はまっていた。shinbahiの方はそれ以降も、STRATOVARIUSなんかを聴いていたが。
そのshinbahi曰く、
「なるほど。きみはいわゆる『北欧ハイトーン系』のヴォーカルがダメじゃん。これならいいのね」
「うん」
がなりたてて大騒ぎしてドッカドカ。
んで、ヒヨロロロヒヨロオとバイオリンが入ったりして。
S「なんかこれ……マヌケなんですけど」
K「そこがいいんだよ」
そこはそれ、大真面目で「隙」があるのが好みのkomugiko00としては。
それにしてもおんなじような曲ばかりだな(^^;
に掃除のときなんかにかけておくと、はかどる。野蛮な労働意欲を掻き立てるよ。
でも、ミドルテンポのロックが好きなので、一番は"Kädet Siipinä"だったりする(読めねえ)。トラッド色全開で、低音でぶつぶつ歌います。
必見のPVはこちら↓。この中に鈴木研一が混じっても……(あ、いろんなところからつっ……)
http://www.youtube.com/watch?v=IYi0T99vmkI
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