観た!

観客。

忌野清志郎

忌野清志郎さん(55)が喉頭ガンのため入院


と、ニュースで見た。

この段階ではこれについてはお大事に、というだけである。

まあ、先日人間椅子が40歳になって云々ということを書いたばかりなので、「15年後」を考えないでもないけど、運命はそれぞれだから。


清志郎は好きだ。
音楽的には好みの傾向ではない。歌詞も面白いのもあるけど、吉本隆明が感心するほどには感心してない。てか、すごく好きなのとそうでもないのがあるってことか。
ただ、彼の声と、存在がすき。
ま、歌詞でいいもの=存在のあらわれということだね。
最近は、CD買ったりライブにいったりしていなかったが、どこからかふとあの声が聞こえてくる感じが好きだった。亜流の出てもいい歌い方なのに、出てないね。

RCサクセションのアルバムで一番好きなのは、やはり伝説の『シングル・マン』と、あとは『カバーズ』だ。これは、彼の好きな洋楽をカバーし、日本語の「訳詞」を彼がやったもの。なにしろ「音楽的には好みでない」ので、こっちのほうが曲自体は好きなのだ、正直。そこに彼の素敵な日本語。
だいぶかっとんでるものもあり(^^;「ラブ・ミー・テンダー」なんかは「替え歌」と言われたのを本人「意訳です」って言ってたけど(^^;
komugiko00がなんと言っても好きなのは、「イマジン」。名訳。原詞に「忠実」で、しかも日本語として力がある。

それを聴きながら、待ってる。
また「ふと」、あの声が流れてくる日を。


シングル・マン

シングル・マン

 
カバーズ

カバーズ