観た!

観客。

『靖国』


観たいんですけど。


さっきテレビの報道番組で、21歳の青年が、「われわれ右翼は凱旋カーしかないんです、言論の場が」ってゆってた。
それでいくと、「私のような無党派層はブログしかないんです、言論の場が」ってわけで(「われわれ」と複数では言わない。つるむの苦手だし。他人のことまで責任持てないから、「私」)。
てゆうか、ほとんど誰でも言論を発信できるのがインターネットの良さだ……と、或る人に言われたのが、komugiko00が最初にホームページを作ったきっかけだった。


でだ。観たいんですけど。ふつーにおもしろそうだし。
ちなみに、以前書いたように、学徒兵だった父の遺志を受け? komugiko00は靖国神社国家神道には基本的には賛同しない。
でも、たとえば、憲法9条については、改憲の可能性を十分含めて議論すべきだと思う。白黒に単純に分けることはキライだが、「改憲か護憲か」と二分されれば、改憲だと思う(誤解を恐れないであえて書いてるけど)。
んで、靖国賛成じゃないから即サヨクだとか、改憲だから即ウヨクだとか、そういうのヤ。すげーヤ。


以前『憧れのアリラン』という曲について書いたように、「事実」をどっちが正しいとか正しくないとかにすぐに分けてしまわず、「その場所に」「なるべく手をつけないで」「保留しておく」態度が、科学的で論理的で冷静であると思う。
そしてそれから、ちゃんと議論を重ねるべきだと思う。
あ、だから、アベちゃんが首相だったとき、強行採決をしまくりながら改憲だ〜とか言ってたのはヤだったの。そーゆー改憲は最悪。


でね、komugiko00ですよ? 自分の好きなバンドやお笑いについてさえ、へーきで文句たれるヤツですよ。
なんか映画一本見たからって「そうだったんだわあああああ!!」とばかりに一気に染まっちゃったりしねーっつーの。


だからみせてよ。


んー、大阪はじめ地方では上映できることになったらしい。でも、行かないから。東京で見るから。理由は二つ。一つは、「わざわざ旅行してまで見たいわけじゃない」@無党派層。もう一つは、「この映画は、東京がやんなきゃしょうがないでしょ?」。
都心なんて街宣車珍しくないんだしさあ、上映やめたの他の理由ですよねってやっぱりかんぐりたくなる。


あ、だからと言って、自分が上映に向けて具体的にがんばったりはしなんで@無党派層
でも、東京でやったらたぶん観にいく@無党派層



でもさあ、これでもしちゃんと上映がないようだったら、日本は中国以下、北朝鮮以下の国だっていう証明になっちゃうと思うんすけど。中国や北朝鮮の見え見えの情報統制をニホンジンはいつもバカにしてんじゃん。でもさ、あれは超強制なわけ。ニホンみたいにいちおう民主主義とか標榜している国で、「自分達の手で」情報統制したらさ、なにやってんだか(^^;;; そらもう映画がどうこうっていう話以前の問題になっちゃうでしょ。
東京でも5月にやるって話にはなってるみたいで、まあいいけど



後日追記:
5月に入った。報道によると、予定通り東京で上映が開始され、特に混乱はないそうだ。

で、komugiko00はというと、この映画のことをすっかり忘れていた(^^;
「観られない状況」はすごくいやだったのだが、観られるとなったら、さあ、行くかどうか(ちょっと今他に関心取られているし(^^;)。でもまあ、東京で公開されて良かった。



あ、追記ついでに、4月末にいただいてコメントで、助成金のことに触れられていたので、そこについて。
あ〜、助成金については、それが「出た」のは「事実」。それが「不適切という意見もある」のも「事実」、「著作権侵害や盗撮があるといっている人たちがいる」のも事実、と認識している。そして、最後の指摘については、結論付けられる段階ではないと認識している。
最初にその問題を書かなかったのは、そこに関心ないから、という主観的な理由に過ぎない。
日記だからね、これ。