清志郎かっけーーーーっ！
忌野清志郎復活のニュースは、ネットやテレビで見た。
で、今日のスマスマを漠然とつけながらなんかやってたら……清志郎だあ！
komugiko00はＳＭＡＰは意外と好きである。「ＴＶスター」として、じつによいと思う。役者としても、それぞれうまいとか味があるとか思う。スマスマも、最初期からわりと見てる、っていうかつけてる。
ただ、がまんならんのが彼らの歌、とくにスマスマの最後に本物のミュージシャンとセッションするところで、あれがもう、サラブレッドに泥まみれの古着を引きずらせてるというか、それぐらい「薄汚く」感じてがまんならんのだ。やつらがいるだけで一流のリズムをもたついて聞こえさせるし。ミュージシャン達は彼らをちゃんと対等に扱ってる体にしてあげてるけどね。外国の歌手なんか来ると、「国辱」とか思ってしまうぜ。
だからスマスマを見ていても、最後に来ると、消すか、チャンネルを変えるか、ＤＶＤとかにするか、ともかくあのみっともないコーナーを拒否するのが常だ。
でも、今日はつけていた。見ていた。清志郎が出るからだ。
５人中５人が声が汚く、５人中４人が音痴であるＴＶスターが、あの清志郎の音にずるずるぶらさがるかとおもうとイヤだったが、それでも復活したという清志郎を、この耳で確かめたかったのだ。
清志郎かっけーーーー！！
もちろん彼自身の、パフォーマンスも歌も復活していたからだ。
だがそれだけでなく、彼の曲がかっこいいと思った。
以前にも書いたが、komugiko00は清志郎の声と人が大好きなのであって、音楽的にはそうでもない。好みの系統が違うのだ。
でも、今日は彼の曲がすげーと見直した。
つまり、声が汚くて音痴なＳＭＡＰの皆さんが歌っても、すごく決まるのだ。
もちろん、清志郎自身が芯で歌っているからなのだが、あのＴＶスター達でさえそれなりに歌いこなせる音階や展開で、彼らのスターとして持っている特性を輝かせながらそれなりに歌いこなし、パフォーマンスすることができたのだ（いつもは、歌がひどすぎてパフォーマンスがむしろ恥ずかしく見えがちなのだ）。むしろ小器用な木村よりも、ほかのメンバーのほうがあってたなあ、清志郎の曲には（まあね、そういう曲＆パートを選んで歌わせたわけでもあるだろうけど、それでもさ）。
もし戻ってこなくても、それはそれで人生さ、現実さ、もう受け取るものは受け取ったさ、と思っていた。
でも、戻ってきてくれたら、素直に嬉しいのだよ、清志郎。
