二度と観たくない、名画
※↑賛辞
ト、これだけですませようと思ったのだが、アツシの母さんからコメントをいただき、そのついでに(?)以前shinbashiとこのタイトルで話をしたことを思い出した。
shinbashiの「二度と観たくない、名画(賛辞)」は、『セブン』だそうだ。
ん、それはわかる。
それはわかるが、それを聞いた後でもkomugiko00にとっては『スケアクロウ』の方が上である。
この映画で「痛み」をもたらすものは、事件でもない、「異常者」でもない、犯人でも追うものでもなく、殺人もない。
悪意も快楽もない。
ふつうの、どこにでもいる、どこにでもある、ただ……
悪意も快楽もない。
ただ、ある種素直な、まっとうな、もっともな、不正直。ほんとうは……
どこにも特殊なところはない。
そのゆえに、二度と観たくないほど痛みを感じ、しかし一度は観たい、名画なのである。
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