よろづ屋平四郎

また見た。
大人数の殺陣があった。
商家に大勢で押し込んでくるのを３人でふせぐ場面である。
が、最初のほうで、どうも殺陣がゆるいと思った。shinbashiも、「のろいな」「ちょっとかっこわるいな」とつぶやいていたが。
最初３人は「殺すな」と言って木刀を使っていた。
それが。相手は予想より多く強く、だんだん押され、危ない場面も続いた。
そして、ついに真剣を抜くことになる。３人が別の場所で、順番に、刀を抜く。
そこから、殺陣の間合いが変わった。

そうか、殺陣が緩く見えたのは、木刀なので力で大振りしたからだ。
真剣を抜いてからは、敵も間合いを取って簡単には乱れかかってこない。抜いた側も構えが変わる。
そう「見せた」ということか。

さりげないけど、おもしろかった。