観た!

観客。

"Gillan's Inn"

イアン・ギランのデビュー40年のアルバム、らしい。


komugiko00は現在人間椅子の新譜を聴くためにコンディション調整中である(いまや椅子は特別なバンドなので、アーティストがステージに出る前に自分を作り上げていくように、ただのリスナーなのに自分を作り上げてから、最初には聴くのである)。
そこへ、shinbashiが持ってきたものが、おお、これはらく〜に楽しめそうな、コレ。

なつかしの第2期パープルの曲、サバス在籍時の曲、GILLAN時代など過去の名曲中心だが、全部新しいテイク。
んー、いい声だ。
ギランが、今となってはまだ「初期」のころ、シャウトができなくなったあと、逆にいいシンガーだということに気づいたkomugiko00だったりする。
この人の声質は豊かで明るく余裕があって、歌い口は巧い。それだけですでに聞いていて気持ちがいい。
その声は、確かにがたっと一度「落ちた」わけだが、その後は年齢に照らしてそれほど下降してはいないと思う。声質とうまみで聞かせているといえばそれまでだが。

昔のメンバーや最近のお友達がたくさん参加している。
ブラックモア以外の2期パープルのメンバー、トニー・アイオミ、ロニー・ジェームス・ディオ、ウリ・ロートなどがおじいさんズである。

あ、CDとDVDがついている。残念なのは、DVDにトニー・アイオミがみじんも映っていないこと。誰か一人見たい人を上げなさいといわれたら彼だったのになあ。
DVDではジェフ・ヒーリーの、ギターを膝に置いて琴のように弾いている姿が見られるのが一番よかったかな。きれいな音だ〜。
ロニーのお家は酒瓶だらけで、言ってることはただのおやじ(^^;。
"Smoke On The Water"は、CDではスティーブ・モーズだが、バイオリンがかっこいい。シム・ジョーンズという人。DVDでは他に3人を聞き比べることができる。サトリアーニのパープルは意外とすきなのだが。



たのしそうなじいさんたちを見て、なごんだ〜。


ギランズ・イン(DVD付)

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